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年度末、3/30。
私は大倉忠義くんから佐藤勝利くんに担降りをしました。
思えば11月。
勝利に出会ってから、私の隣にはずーーーーーーーっと担降りという言葉がありました。
セクゾンと駆け抜けたあの一か月。
担降りしたい。でもしたくない。勝利が大好き。大倉くんが大好き。
泣いて泣いて、それでも出ない答え。
12月になって始まったのは、FIGHTコンでした。
一年に一度のエイトとの逢瀬。
その熱に引っ張られて、ステージでにこにこ笑う大倉くんに引っ張られて、
本編ラストのマイホームで号泣して、そうだ、わたしが帰る家はここなんだ、と思いました。
そのあとは大倉忠義担当のなちこを謳歌していました。
今思うと、最後の蜜月だったのかもしれません。
大倉くんが大好きで大好きで、胸がいっぱいになっていました。
2月になってJUMPにハマって、知念様のことばかり考えるようになったら、
ああもう大倉くんから離れられるかもって思いました。
勝利のときはあんなに泣いて悲しんだ担降りの危機だったのに、知念様の手にかかったらあっさりと、
大倉くんに別れを告げる覚悟が出来たのです。
たぶん、勝利の好きと大倉くんの好きが違うから戸惑ったんだと思います。
勝利より大倉くんの方が「好き」。
だけど、担当にしてずっと見守りたい。この人を支えたいのは勝利。
一番好きな人が担当っていう私の考えとの齟齬が生じました。
でも、知念様と大倉くんの「好き」は同じ好きです。
ただただひれ伏したい。
もう完成されている美しいもの。
その完成された美しいものが、今後もっと光り輝いたり、怜悧になったりする。
大倉くんや知念様を見ていると安心します。
わたしなんかは全然敵わない境地にいる。
何をしていても感心する。
でも勝利は違います。
荒削りで、ダンスもお歌もまだまだです。
そのたぐいまれな美貌をもってしてアイドルのスターダムに駆けのぼってきた少年です。
わたしは勝利を応援したい。
勝利が私の手を離れて、誰からももっともっと愛される未来が見たい。
だから、私は担当を降りました。
居心地の良いマイホーム出て、勝利がずっと捧げてくれる、光り輝くステージを見ることに決めました。
セクゾコン本編ラスト、I see the lightで、私は勝利に降りる決心をしました。
ずっとずっと胸の中で、勝利を自担と呼ぶ練習をしました。
脳裏に浮かんだのは大倉くんではなく、知念様でした。
私にとって知念侑李ってどんな存在なんだろう。
Hey!Say!JUMPってどんな存在なんだろう。
「自ユニ」という言葉があるのならば、きっとSexyZoneじゃなくHey!Say!JUMPなんだと思います。
世界で一番好きで、応援したくて、見守りたいユニットの名前です。
JUMPはなにをとっても、どこから見ても大好きで、私の知らない空白の4年間が今でも惜しくてたまらなくて。
担当にもならない、自ユニにもならないJUMPとは、私にとってなんだろう。
知念様は、きっとわたしの担当に収まってくれないのです。
担当よりもっともっとおっきくて、深くて広いその位置に、悠々と階段を上って鎮座した。
知念様はこれから、きっとわたしにとってすごく大事な存在になると思います。
JUMPというユニットも。
現場があれば必死になっていくし、もしかしたら担当の勝利より時間もお金もかけるかもしれません。
多分それでいいのかな、と今回のコンサートを見て思いました。
私は今幸せです。
ずーっと悩んでいた重荷がなくなったからです。
JUMPを見ながらエイトと比べてしまうのが嫌だった。
エイトにあってJUMPにないものを探すことから、
JUMPにあってエイトにないものを見付けてしまうことが本当に嫌だった。
知念様や勝利を好き!っていうときに、大倉くんと比べてしまうのが嫌だった。
大倉くんより好きって言うことでしか、好きの大きさを測れなくて、
そんなことで大倉くんの名前を出すのが嫌だった。
大倉くん、本当にありがとう。
今までずっとずっと大好きで、これからもずっと大好きです。
この込み上がる気持ちが 愛じゃないなら
何が愛かわからないほど愛をこめて花束を 大袈裟だけど受け取って
理由なんて訊かないでよね
今だけすべて忘れて笑わないで受けとめて
照れていないで昨日とよく似た今日は 何気ない分かれ道を
分って選びそびれた 臆病のせいでしょう私は泣くのが得意で
最初から慰め当てにしてたわ何度も間違った道 選び続けて
正しく ここに戻って来たの巡り巡る時を超え いつもあなたの所へと
この心 舞い戻ってゆく
無理に描く理想より 笑い合える今日の方が
ずっと幸せね
大倉くんにありったけの花束を贈ります。
本当にありがとう。ずっとずーーーーっと好きで好きで好きでした。
毎日が楽しかったのも、大倉くんのおかげです。
きっと、いつか大倉くんのところに戻るんだろうなー。
大倉くんはきっと、エイトっていう家の中で変わらず笑ってくれていると思います。
たくさんたくさん疲れて、もうやだって思った時も、大倉くんはずーっとそこにいてくれたので、
次もきっといてくれるかなー。
花束を渡して、大倉くんとさよならが出来ました。
ずっとずっと大好きな大倉くん。
何回言ったって足りないけど、ありがとう。大好き!幸せでした!