リアルタイムからおいていかれた悔しさについて

FIGHTコン発売しましたね。
担降りの命運はFIGHTコンが握ってる…カミングスーン!なんていったくせに、まだわたしはFIGHTコンDVDを見ていません。
買ってすらいません。

正直、見るのが怖いです。
あんなに楽しんで熱狂したコンサート。
喉が枯れるぐらいの声をあげて楽しんだ夜な夜なヨー☆NIGHT。
あれを見て、わたしはなんて思うのだろう。
「やっぱりおおくらくんが大好き!降りれない!」となるのも、
「ああ、もうなんとも思わないわー。担降りじゃ担降りー!」となるのも、
両方とも怖いです。
大倉くんとさよならするのも、大倉くんとこれからを続けるのも怖いです。
まだ腹がくくれなくて、あーどうしよう、となりながらTEN JUMPを買いました。

私はまだサマリ2011しか持っていなくて、そこからサマリ2010かTEN JUMPか悩んでたんですが、
TEN JUMPしかお店になかったので購入。そして鑑賞。
見てみての感想は「あれっ?」でした。
サマリ2011でわたしを興奮させた要素がひとっっっっっつもない!(笑)
殺伐とした空気感、緊張感、群舞。
エイトでは見れないそのぴりっとする現場。
メンバー全員の表情が雄々しくて禍々しい、そんなDVDがサマリ2011だと思うのです。
でも、TEN JUMPにいるのはメルヘンの国の妖精さんたち。
キラッキラふわっふわのJUMPさんたちでした。
ダンスはそろってない、表情も決めきれていない。
「魅せる」ことより「楽しむ」に特化したコンサートなのかなと思いました。
(なにより怒り狂ったのはあのカメラアングルなのですがそこは本人たちになんの罪もないので割愛)
正直言うと面白くない。
細かい萌えどころはたーくさんあるけど、わたしがすきなJUMPは群舞でかっこよく「魅せる」JUMPなんだなあと悟りました。

本編にメイキングを差し込むのは本当、ある意味革命なんじゃないかなーと思います。
すっごい見辛いです。でもおもしろい。
個人的にはガンバレッツゴー!のBEST兄ちゃんたちが可愛くて何度もリピしてしまいます(笑)

JUMP新規なので、彼らを取り巻く全てがまったく見えていない。
それがくやしいなあとTEN JUMPを見て思いました。
かわいいキラキラアイドルから、群舞で魅せるアイドルへ転換していこうとするのはなぜなのか。
無邪気でキュートで、それでいいでしょう?から、
「合わせろ、さもなくば死ね」というようなプレッシャーが伝わってくる重い群舞をするグループに変わっていった転換点が気になるのです。
リアルタイムで彼らを追っていたらなにか思考のヒントになるものが転がっているのかな。
そうも考えましたがもう今更遅いです。
ダンスに特化するグループになったきっかけはなんでろう。
わたしが思っているだけでダンスに特化してないのかな?
でも他ジャニユニより振付はぶっちぎりでむずかしいと思うんだけど。
10人・9人の人数の多さを、ダンスフォーメーションの多彩さというメリットに消化することにしたのかな。
もともとそういうユニットにしようと思ってたところで、圭人が成長して踊れるようになったのかな。
浮かぶ疑問は何一つ解決されません。
だって答えを知らないんだもの。リアルタイムで追っていないから、わたしには彼らの過程が見えない。
あるのは飛ばし飛ばしの「今」だけ。
TEN JUMPはコンサート。SUMMARYはコンサートじゃない。
それでも、TEN JUMPのようなコンサートをするグループがあのSUMMARYを行う、それがどうしてもイコールにならない。
この空いた穴を埋めるために、わたしは毎日毎日JUMP担の先輩方が考えた言葉を探しにかけずりまわっています。
スポンジに水が染み込むように、JUMPの知識が降り積もるのはとても楽しいです。

リアルタイムで見れなかった悔しさに、高木雄也がいます。
わたしの最後の高木の記憶はJJで浅香とうふふうふふと笑っていたころ。
久々に見た高木はSUPER DELICATEを歌っていました(それまでもぼんやり高木の存在は見てましたが、高木を高木としっかり認識したのはスパデリです)
JUMPにハマって、色々漁って。
知念様が大好きなのでそれはもちろん知念様を主に見てしまうんですが、気付くと高木を見ています。
メイキングでもそうですが、高木っていつもその輪の中にいないですよね。
コメントも一人。みんなの談笑の中に一人だけいない。
それにすごい違和感を覚えます。
TEN JUMPでも、サマリ2011でも、高木がぼんやりと客席を見ているシーンがありました。
降ってくるような歓声の中、高木はそこにいるのにいないのです。
こんなアイドルは初めてだと思いました。
心ここにあらずを、はっきりと表しているのです。
それを見るたびに胸がざわつきます。
高木にとってJUMPのコンサートは没頭できないことなの?と。
それがいけないとか、そういうつもりはありません。
ただ、高木は楽しんでJUMPをやってるかなあ。アイドルがやりたくてやってるかなあ。そういう不安が訪れるのです。
そんなことを思ったままツイッターで叩きつけたら、優しく答えを教えてもらいました。
今は楽しんでJUMPをやっているみたいだよ。もうそれだけで充分です。
でも、欲をいったら、その高木の心境の変化を見ていたかったなあ、と思います。
自担にしたらわたしの性格では心配で胃に穴があいちゃいそう…!
コンサート中にぼんやりと天井を眺めて立ち尽くしてる姿なんて見たらうちわを放り投げて「たかきぃいいいいいいいおきてぇえええええええ」って叫ぶかもしれません。

JUMPを好きでいる限り、その知らなかった空白の4年間を思ってなんどもなんども悔しい思いをするんだろうなあ。
まあそういうのに燃えるタイプなのですが。